シュノーケリング、ダイビング、サーフィンなどのマリンレジャーに興味があるけど、海水による肌荒れや日焼けが心配、なんてお悩みではありませんか?
海水による肌荒れの原因は、海水に含まれる塩分や微生物などの不純物、日焼けなど。
海水に触れるマリンレジャーでの肌荒れ対策で大切なのは次の3点になります。
・海水を肌に残さない
・日焼けを防ぐ
・肌を保湿して乾燥を防ぐ
この記事では、マリンレジャーでの肌荒れ対策、お肌のケアのコツを順にご紹介します。ご参考にしていただき、海に入る前や海水から離れたときにこまめにケアをして、肌荒れなく海を楽しんでください!
海水で肌が荒れてしまうのはなぜ?
海水の塩分濃度は、人の体液に比べて約4倍。
この高すぎる塩分が肌への刺激となり、お肌を痛めてしまいます。
海中には、目に見えないサイズのプランクトンや微生物などもただよっています。こんなプランクトンに触れたり、毛穴に詰まってしまうのも、肌荒れの原因になってしまいます。
海水を肌に残さないのが最優先の肌荒れ対策
海水による肌荒れを防ぐために、マリンレジャーを楽しんだ後は、海水をすぐに洗い流すことが大切です。
シャワーがある場合は、すぐにシャワーを浴びて海水を洗い流しましょう。
ボート備え付けのシャワーはみんなでゆずりあって!
ダイビングやシュノーケリングで使うボートのシャワーは、タンク内の水。好きなだけ使えるわけではなく、同じボートに乗っているみんなでシェアするので、譲り合って節水を心がけましょう。
最優先で水洗いしたいのは、お顔や手などのお肌。髪の水洗いはほどほどにしましょう。
シャワーが無い場合はペットボトルに水を入れて持って行こう
ボートにシャワーがあるかどうかわからない場合や、普通のビーチでシュノーケリングするような場合は、ペットボトルに水を入れて持って行き、顔などを洗い流しましょう。寒そうなときはお湯がおすすめ。
ペットボトルを簡易シャワーにする便利アイテム
海に入ったり出たりを繰り返して、何度も顔を洗いたいからといって、ペットボトルをたくさん持っていくのは難しいですよね。
また、ペットボトルからの水浴びは、頭から水をかけて、お顔は頭から垂れた水で流すことになりがち。デリケートなお顔の水洗いが十分できなくなってしまいます。
ペットボトルで水洗いする場合は、ペットボトルの蓋をシャワーに変えましょう。シャワーになるような穴を開けた蓋を付けておくのです。
水がゆっくり出てくるので、顔や手など目的の場所に水をかけやすくなりますし、節水にもなりますよ。
タオルはお顔と髪で使い分けるのがベスト
顔は真水で洗って、綿のタオル。
髪や体は、海水を効率的に拭き取るためにマイクロファイバーのタオル。
お肌が気になる方は、顔用と、髪用のタオルを分けるのをおすすめします。
顔用タオル
高い吸水性がメリットのマイクロファイバーのタオルですが、顔用としては不向き。
マイクロファイバーのタオルの表面は、合成繊維の鋭い角が無数に並んでいる状態です。
マリンレジャー中は、海水や日光の影響で肌が荒れやすくなっています。
普段よりデリケートになっている肌を、鋭い角をもったマイクロファイバーのタオルで拭くと、皮膚が傷ついて肌荒れの原因になってしまいます。
お肌が気になる方は、顔用には綿素材の柔らかいタオルを選びましょう。
髪用タオル
顔用としては不向きなマイクロファイバーのタオルですが、髪用として使用するのはおすすめです。
海のそばでは、髪の海水まで完全に洗い流す手段は、ほぼありません。
大切なことは、髪に残った海水が顔につかないようにすること。
吸水性の高いマイクロファイバーのタオルなら、髪の毛の水分を短時間でしっかり吸ってくれます。
もちろん、強い力で髪を拭いてしまうと、髪の表面のキューティクルを傷つけてしまいますので、優しく拭くようにしましょう。
体もマイクロファイバーのタオルでだいじょうぶです。
陸に上がったらフェイスマスクを着ける
乾燥も肌荒れの原因です。
ボートの上は風が強くて乾燥します。
また、水しぶきも飛んでくるので、せっかく顔を洗っても、また濡れてしまうこともあります。
タオルを顔に巻いて乾燥を防ぐ方法もありますが、おすすめなのはフェイスマスクの使用です。
日焼けも防げて一石二鳥!
髪の長い女性は、首まで覆うタイプのフェイスマスクはやめておきましょう。髪に残った海水でフェイスマスクが濡れ、顔に海水がつく原因になってしまいます。
【NG製品例】
グリップ手袋で手を保護
海の肌荒れで見落としがちなのが、手荒れです。
マリンレジャー中に、うっかり海藻やサンゴなどに触れてしまうことが、手荒れの原因。
手袋で手を保護しましょう。
手袋はマリンレジャー専用ではなくても大丈夫!
ホームセンターで売っている「グリップ手袋」で十分です。
特に、手のひら側がゴム素材、手の甲側が布製の「グリップ 背抜き手袋」は、指が曲げやすいので一押しです。
日焼けを防ぐ
肌には日焼けも大敵です。
日焼けを防ぐためには、日焼け止めの使用がさけられませんが、環境に配慮した「紫外線吸収剤不使用」なものを選ぶのがいいですね。
海に入る前の日焼けケア
海に入る前には、日焼け止めを塗りましょう。
とはいえ、水に濡れたらどうしても日焼け止めは落ちてしまいます。
日焼け止めのこまめな塗り直しが基本です。
日焼け止めだけでは不安という人や、日焼け止めを塗るのが苦手という人は、日焼け防止のサプリメントを使用するのはいかがですか?
最近では大手化粧品メーカーからも、さまざまな日焼け防止のサプリメントが販売されていますよ。
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海遊び休憩中の日焼けケア
マリンレジャー中に日焼け止めを塗り直すならスプレータイプがおすすめです。
手に砂がつきやすい砂浜、揺れるボートの上、どちらも「日焼け止めクリームを手に出して塗る」には不向きです。
スプレータイプなら、手に出す必要がなく、吹き付けるだけで簡単に日焼けケアができちゃいます。
最近はスプレータイプの日焼け止めも増えてきました。
「エコーラル ノンケミカルUVスプレー」は紫外線吸収剤不使用でおすすめです。
環境に配慮して紫外線吸収剤を使用していない日焼け止めについては、こちらの記事に詳しく説明しています。
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肌を保湿して乾燥をふせぐ
肌の乾燥を防ぐため、マリンレジャー中も化粧水で肌をケアすることが重要です。
日焼け止めも、顔を洗ってすぐ使用するのは肌に負担がかかります。まずは、化粧水で肌を保湿してから、日焼け止めを使用しましょう。
化粧水は塗りやすいスプレータイプをおすすめ
砂浜、ボートや車での移動中に化粧水を塗るなんて大変そう、と思っていませんか?
化粧水もスプレータイプにしましょう!
詰め替え容器にいつもの化粧水を入れる
日頃使っている化粧水を持参する場合は、スプレータイプの詰め替えボトルを選びましょう。
スプレーボトルの化粧水
最初から、スプレーボトルに入っている化粧水もありますよ。
「アベンヌウォーター」や「メルヴィータのローズ化粧水」は特におすすめ。
どちらも成分が天然由来で環境負荷が少なく、保湿作用もありますよ。
【アベンヌウォーター】
【メルヴィータのローズ化粧水】
まとめ
シュノーケリング、ダイビング、サーフィンなどのマリンレジャーに興味があるけど、海水による肌荒れや日焼けが心配、なんてお悩みを解決するために、マリンレジャーでの肌荒れ対策、お肌のケアのコツをご紹介しました。
海水を肌に残さないのが最優先の肌荒れ対策。真水で海水を流し、柔らかいタオルでふき取りましょう。シャワーの無い場所には、ペットボトルに水を入れて持って行くのをおすすめ。
海に行く前はもちろん、海から上がった後や休憩中にも化粧水で保湿、日焼け止めも塗りましょう。
日焼け防止や保湿のためには、フェイスマスクも役立ちますよ。