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クラゲに刺されない予防方法と刺傷時の対策

投稿日:08/22/2019 更新日:

クラゲに刺されない予防

海水浴やスノーケリング、サーフィン、ダイビングなど、日常からきっぱり離れるマリンスポーツは、ストレス解消に最適!!

こんな楽しみにも一つの危険が。そう、「クラゲ」です。けはいも無く寄って来てビリッ!!と刺さすので、逃げることもできません。

クラゲが心配で海に入れない、なんて人も少なくありません。

クラゲに刺されない予防方法を紹介しますので、この記事を参考にしっかり対策して、マリンスポーツを楽しんでください。

クラゲが刺す仕組み

クラゲの腕には、毒を注入する刺胞が無数についています。

これはエサを仕留めるための仕組みですが、人間の肌に付いた時にも同じ働きで毒を注入します。

左側が皮膚
右側のクラゲの触手には、楕円形の刺胞が並んでいます皮膚からの刺激によって、毒注入プロセスが開始します
刺胞内には毒素と、折りたたまれた針が入っています
この針は、200気圧もの内部圧により発射されます
針が通過した皮膚には穴が開いています
穴に毒を注入します
周りの刺胞も次々と、針を発射して毒を注入

イラストは、SAFESEA公式サイトより

こんなのいやですね~

でもご安心ください。

このプロセスをブロックする日焼け止めローションがあります。

SAFESEAはクラゲ予防のできる日焼け止め

SAFESEAはクラゲが刺すのを予防する日焼け止め。

1988年にイスラエルで開発され、現在も改良され続けています。

クラゲの仲間のイソギンチャクに刺されずに共生するクラウンフィッシュ(クマノミ)からヒントを得て開発された特許成分が、あなたのお肌をイソギンチャクの刺胞から守ってくれます。

使用方法と塗る量

日焼け止めと同じ感覚で塗りましょう。

日光に当たるか海に入る30分前に、乾いた肌に塗ってください。

身長170cmの大人が全身に塗る場合30mlくらい使うようです。

効果はどのくらい持続する?

防止効果が持続するのは、約2時間。

海から上がってタオルで水を拭いたら、SAFESEA成分も拭き取られてしまいます。

こまめに塗りなおしましょう。

クラゲを予防する仕組みは?

SAFESEAの滑りやすいテクスチャーは、クラゲの刺胞が肌に付きにくくします。

また、配合成分がクラゲの刺胞の活性化を抑え、別の成分が、刺胞から針が発射されにくくします。

クラゲが肌に付いてしまったとしても、SAFESEAを縫っていない場合より炎症は穏やかですむようです。

日焼け止め効果も万全

SPF50

UV-B の防止効果を示し、SPF50には約15時間の効果があります。

この時間を越えて日焼けすると肌が赤くなってしまいますが、クラゲを予防できる時間の7.5倍、充分ですね。

PA++++

UV-A の防止効果を示し、PA++++ には極めて高い効果があります。

ラッシュガードで肌の露出を抑えよう

焼きたい! ダイエットやトレーニングの成果の肉体美をお披露目したい! というのは、海から上がった後のお楽しみ。

海水浴やスノーケリングする際には、ラッシュガードで肌を覆いましょう。

できれば長袖、トレンカ(足を覆う)を着用するのが効果的。

クラゲ防止だけでなく、紫外線カットの効果もあります。

少し前は黒色ばかりでしたが、最近はおしゃれを楽しめるラッシュガードも増えてきました。

いつもウエットスーツを着ているダイバーや、ウエットスーツを着ていることの多いサーファーは、この点は安心ですね。

クラゲのいる時期に海に入らない

クラゲに刺されない予防クラゲのいる時期に海水浴などで海に入らなかったら、刺されることもありません。

残念なことにクラゲのいない時期というのはありませんが、多い時期、少ない時期というのはあります。

8月~10月頃はクラゲが多い

春に産まれたクラゲの卵のうち幸運にも生き残ったものは、だいたい夏に大人になります。

クラゲは海水温が高い方が元気に活動します。

海水温の年中変化は気温より1カ月遅れているため、海水温が最も高いのは、8月~10月です。

この2つの理由により、8月~10月頃はクラゲに刺される可能性が高まります。

SAFESEAとラッシュガードで予防できますが、それでも不安な場合は、この時期を避けた方がいいかもしれません。

ただし水温が低めなので、厚めのラッシュガードなど、防寒対策も必要になりそうです。

クラゲに刺された場合の対処方法は?

万全の対策をしていても、クラゲに刺されてしまうかもしれません。

ちぎれた触手が漂っていて、顔や手にまとわりついてきた、なんてことも何度かあります。

そんな場合に備えて、対処方法も知っておきましょう。

ピンセットで触手を取り除く

クラゲは、触手が肌に張り付いた状態で刺してくることが多いので、触手が残っている可能性が高いです。

そのままにしておくと次々と刺されるので、早めに取り除きましょう。

この時、素手で触らないように。その手も刺されてしまいます。

ピンセット、楊枝、小枝などで持ち上げるのが良いでしょう。

傷跡を海水で洗い流す

刺された傷跡は、まず海水で洗い流しましょう。

水で洗うと、毒が体に回りやすくなるうえに、残っている触手の刺胞が活性化してさらに刺される可能性があります。

お酢をかけるのは慎重に

クラゲに刺されたらお酢をかける、聞いたことありませんか?

実はこれは危険です。

  • アンドンクラゲや沖縄に多いハブクラゲは、お酢で刺胞の働きが弱まりますが、
  • カツオノエボシは、お酢で刺胞が活性化してさらに刺されてしまいます。

刺したクラゲの種類が分からない場合は、お酢は使わない方が良いでしょう。

虫刺されの塗り薬で応急処置

赤く腫れてきたら、虫刺され対策の塗り薬を塗るのも良いでしょう。

心配な場合は病院に行きましょう

息苦しくなった、全身がかゆい、など全身症状が出たら、急いで病院に行ってください。アナフィラキシーショック(急性/重度の過敏症アレルギー反応)の可能性があります。

刺された部分がひどく腫れている、かゆくてたまらない、のような場合も、皮膚科に行きましょう。

体質に応じた飲み薬や塗り薬を処方してくれます。

跡が残ったら?

赤いミミズ腫れは、だんだん茶色に変わってきます。だいたい半年から一年で消えました。

危険なクラゲの種類や生息場所

刺されても気付かないこともあるクラゲから、命の危険のあるクラゲまで、その毒の強さは様々。

どんなクラゲが危ないのか、危険なクラゲに遭う可能性のある地域はどこか知っていると安心ですね。

アンドンクラゲ

出典:鴨川シーワールド

アンドンクラゲは、立方体の傘から4本の触手が伸びている、行燈のような形をしたクラゲです。

傘の直径は3cm、20cmの長さの触手には毒針の入った刺胞がたくさんあります。

小さいうえに無色透明で気付きにくいクラゲです。

刺された時のショック感から「電気クラゲ」とも呼ばれています。

発生時期と生息場所

発生時期は6月~9月です。

6月頃は西日本にいますが、刺す能力はありません。

成長しながら黒潮に乗って北上し、お盆の頃に大人になって関東の海水浴場に出現するようです。

比較的水面で、群れになって泳いでいます。

刺された症状

細長い触手に刺されると、感電したかのようなビリビリッとした強い痛みが走り、赤いミミズ腫れになります。

毒によって皮膚の細胞がこわされてしまうため、傷跡が治らず残ってしまうこともあるようです。

度々刺されるとアナフィラキシーショックが起きる可能性があります。

アンドンクラゲに対しては、お酢は効果があります。

カツオノエボシ

カツオノエボシは、約10cmの透き通った青色の浮き袋から、平均10m、最長50mの触手を伸ばす生物で、生物学的にはクラゲではなくヒドロムシが複数集まった群体です。

触手は毒針の入った刺胞におおわれています。

カツオノエボシも、刺された時のショック感から「電気クラゲ」と呼ばれています。

発生時期と生息場所

世界中の暖かい海に分布していますが、日本では、3月頃に九州南部に現れ、

5月には四国付近、7月~9月にはほぼ全国で見られるようになります。

砂浜に打ち上げられることもありますが、青いビニール袋のようなものは絶対に触ってはいけません。

刺された症状

刺されると、感電したかのような強烈な痛みがあるそうです。

赤く腫れ、強い痛みが数時間きます。

二度目に刺されると、アナフィラキシーショックを起こす可能性があり、最悪ショック死する危険もあります。

カツオノエボシに対しては、お酢は逆効果、刺胞が活性化してさらに刺されます。

ハブクラゲ

出典:wikimedia commons

ハブクラゲは、立方体の傘を持ち、傘の4角からから7~8本づつ触手を出したクラゲです。

傘の高さは10~15cm、毒針を持った刺胞がたくさん付いた触手は1.5mにもなります。

見つけにくい青色をしているうえに、泳いで近づいてくることもある、やっかいなクラゲです。

発生時期と生息場所

沖縄や奄美に、5月~10月に発生します。

海水浴客の多い夏休み時期に被害が多く発生しています。

刺された症状

刺されると激しい痛みを感じ、ミミズ腫れになります。

その後ミミズ腫れは水疱に変わり、ひどい場合には細胞が壊死してしまいます。

子供が刺されると重症化することもあるようなので、しっかり対策してあげてください。

ハブクラゲに対しては、お酢は効果があります。

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taka

taka

大好きなダイビングは16年目に突入。写真撮影も大好きで、今は光の当て方を追求しています。ショップの店員さんとダイビング器材談義をするのも楽しい。 潜った海は、太平洋、日本海、インド洋、紅海、カリブ海。赤道周辺の海をぐるりと制覇するのを目指してます。

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