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これでわかる!ダイビングを始める方法 体験ダイビング?ライセンス講習?ファンダイビング?

投稿日:03/14/2024 更新日:

ダイビングを始めたい!と思っていろいろ調べてみたけど、知らない言葉がたくさんあったり、情報が多すぎたりして、結局よくわからない・・・。
というお悩み、よく聞きます。

この記事では、ダイビングしたことのない方や初心者でも、ダイビングの始め方が分かるように、

  • ダイビングの3種類のサービス
  • ダイビングを始める2つのルートとその違い

についてご説明します。

あわせて、どんな人がダイビングに向いているかについてもご紹介します。
ダイビングに興味のある方は、この記事を参考にしてダイビングを始めてみてください。次は海の中でお会いしましょう!!

スノーケリング(シュノーケリング)とダイビングの違い

水面でシュノーケリングを楽しむ人

スノーケリング(シュノーケリング)とダイビング、水中を見て楽しむ点では同じですが、滞在する水深や、海中を楽しめる時間が違います。

また、スノーケリング(シュノーケリング)は個人やグループなどで自由に楽しむことができますが、ダイビングを個人やグループで行うのは一般的ではありません。

スノーケリング(シュノーケリング)

マスクに取り付けたストローのような管を使って呼吸をするスノーケリング(シュノーケリング)は、水面に浮かんで下の水中景色を楽しむことが多いです。

マンタやジンベエザメがいるなど特別な場合は、深い所に潜って生物を観察したり写真撮影することもあります。
ですが、スノーケリングで海に潜っても、息が切れたら水面に上がって呼吸をすることになり、長時間水中にいることはできません。一般的には、水中滞在は1分くらいです。

ダイビング

ダイビングは、空気を詰めたタンクを背負って海の中に潜り、そのタンクの空気で呼吸しながら、水中を楽しみます。

最長ではタンクの空気がなくなるまで、水中に潜ってダイビングできます。
水中滞在時間は、肺活量やダイバーの経験によりますが、30分~60分が一般的。

ダイビングの3種類のサービス

空気を詰めたタンクなど特殊な道具を使うので、ダイビングはダイビングショップ(ガイドなど)に引率してもらうのが一般的。

ダイビングショップは、次の3種類のダイビングサービスを提供してくれています。

  1.  体験ダイビング
    体験ダイビングは、ガイドがつきっきりで海の中を案内する1回限りのダイビング。
    道具の使い方や、水中で快適に楽しむ方法は教えてもらえません。
  2. ライセンス講習
    ライセンス講習は、道具の使い方や、安全にダイビングする方法、快適にダイビングする方法を、理論(座学)や実習(習う内容に合わせた安全な水中での実習)で身に着けます。
    学科試験と実習を行い、ライセンス(Cカード)をもらえます。
    Cカード:Certification card:認定証
  3. ファンダイビング
    ライセンス講習を終えてCカードを持っているダイバーは、ガイドの引率で自由に水中を楽しむファンダイビングのサービスを受けることができます。

ダイビングを始めたい!と思った人が、まず選ぶのは、【①体験ダイビング】か【②ライセンス講習】です。
【③ファンダイビング】は、その先、ダイビングのライセンスをもっている人向けのサービスになります。

観光客でもできる体験ダイビング

ダイビングは、特別なライセンス講習を受けて知識などを持った人が行うものですが、体験ダイビングは観光客でも手軽に楽しめます。

体験ダイビングには、ダイビングの経験もライセンスも必要ありません。海に入る前に、ダイビングショップのスタッフ(インストラクターなど資格のある人)から、道具の使い方や、水中での呼吸の仕方などを簡単に説明してもらったあと、海に潜ります。

比較的浅めの海を泳ぐので、体への負担も少なく安全です。インストラクターが常にそばにいてくれるので、安心感もありますよ。

体験ダイビングは、沖縄などの国内だけでなく、ハワイやバリ島など海外の観光地でも行われています。観光旅行の一つのアイテムとしてダイビングを体験できるのも魅力です。

ライセンス講習

ライセンス講習を受けることで、ダイビングのライセンスを得ることができます。
講習は次の3種類に分かれています。

  • 学科講習:道具の種類や手入れのしかた、トラブル発生時の対処法など、自分自身を守るために必要な知識を学びます。
  • 限定水域講習:限定水域とは「プールや浅瀬などの、足がつく穏やかな水域」のことです。足の着く場所で、ダイビングの道具の使い方や、ダイビングのスキルなどを練習します。
  • 海洋実習:限定水域講習が終わったら、もう少し深い水深でダイビングしながら練習です。足がつかない場所に潜るので、自分が水中世界にいるという実感を強く得られます。

ライセンスは、1度取得すると全世界で使えます。運転免許とは違って更新は必要ありません。

ダイビングのライセンスがあれば、ジンベエザメやマンボウなど、日本ではなかなか見られない大物を見に行くこともできますよ。

ファンダイビング

ライセンスを得たら、いよいよファンダイビングの出番です。

ライセンス講習を経て、ダイビングに関する知識と技術を有している人たち向けなので、体験ダイビングでは行けない場所で潜ることができます。
沈没船の周りを泳いだり、カメラ撮影をしたり、目的に応じた楽しみ方ができるのがファンダイビングです。

体験ダイビング、ライセンス講習、どっちから始める?

ダイビングを始めたい人は、体験ダイビング、ライセンス講習のどちらかを選ぶことになります。

それぞれのメリット、デメリットをご紹介しますので、どちらから始めるか選ぶ参考にしてください。

体験ダイビングから始めるメリット・デメリット

体験ダイビングメリット:安い費用で体験できる

体験ダイビングは、ライセンス講習よりも圧倒的に費用が安いです。
観光のついでに、お手軽にの水中の世界を楽しめるのは、体験ダイビングの大きなメリットです。

メリット:自分がダイビングに向いているか分かる

体験ダイビングをしてみると、自分がダイビングに向いているか、向いていないかを見極めることができます。

ダイビングは決して安い遊びではありません。ライセンスをとるのにも資金が必要になります。
せっかくライセンスをとったのに、自分に向いていなくて海に行かない・・・となるのは残念なことです。

体験ダイビングをしてみて自分の適性を判断するのも、ひとつの方法だと思います。
もっとダイビングしたい!って思ったら、ライセンス講習に進みましょう。

メリット:ダイビングの良い思い出ができる

体験ダイビングで潜る浅瀬の海にも、かわいい魚たちがたくさんいます。浅い海は太陽光線が入ってキラキラ輝いてきれいです。
きっと素敵な思い出ができますよ!

ライセンス講習は決して簡単ではありませんが、この思い出があれば、講習を乗り越えるモチベーションになりますよ。

デメリット:十分な知識と技術がない状態でダイビングを行う

この点は大きなデメリットではありませんが。

体験ダイビングでも、簡単な説明を聞いてから海に潜ります。すぐに助けられる距離にインストラクターがいてくれるので、安全面にも問題はありません。

ですが、ライセンス講習を受けている人ほどの知識と技術はないので、水中で不安などを感じることがあるかもしれません。

ライセンス講習から始めるメリットとデメリット

ダイビングのライセンスを取ってサンゴ礁を楽しむ

メリット:知識と技術を身に着けてダイビングを始められる

道具の使い方、水中での呼吸のしかた、水中で意思疎通する方法など、ダイビングには知らないことがたくさんありますよね。

ライセンス講習を受けることで、海の中に滞在するダイビングの知識や技術、安全に関する知識などを得てから、海に潜ることができるのが、ライセンス講習を受ける最大のメリットです。

メリット:自由にダイビングできるようになる

ライセンス講習を受けた後のファンダイビングは、自由に泳ぐことができます。気になる魚を観察したり、写真撮影もできますよ。

潜る海も自由。興味のある海を選んで、ショップに申し込みをしてダイビングできます。

デメリット:モチベーションの維持が難しい

ライセンス講習は学科も実習もあり、試験に合格する必要があります。
すべてが自分の得意な分野というわけではなく、四苦八苦することもあるかもしれません。

ダイビングでも、最初のスキル練習などはつらくて、楽しくないかもしれません。

このため、講習を受ける場合は、モチベーションの維持が難しくなる可能性があります。

苦手な分野に取り組む時や、実習に行く前など、ダイビングのYouTubeを見て、モチベーションを高めましょう。

デメリット:費用が高額

ダイビングのライセンス講習は、道具のレンタルなども含めて、安くて5万円。
海やプールなどでの実習は2~3日。交通費や宿泊費も必要になります。

ライセンス講習の費用は、ちょっと始めてみたいだけの場合には大きなデメリットになるでしょう。

ちょうど今、池袋と横浜にお店があるダイビングショップが、ライセンス講習19,800円のキャンペーン中。
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ダイビングをおすすめする人・おすすめしない人

水中写真の撮影はダイビングの楽しみの一つダイビングをおすすめできるのは、自然や自然の中での冒険が好きな人。

海の中にはたくさんの生物がいて、近寄って観察できるので、生き物が好きな人はとりこになるでしょう。

「泳げない」「耳抜きができない」などの不安もあるかもしれませんが、ダイビングには長い歴史で培われたノウハウがあるので、不安を感じる方に向けた対処法が用意されているので、安心してください。

ダイビングをおすすめしないのは、健康面に問題のある方。
ダイビングは水圧の影響を受けるため、心臓や肺に疾患を持っている場合は注意が必要です。
持病のある方は、ダイビングを始める前に、必ず医師に相談してください。

まとめ

今回はダイビングの3つの種類、ダイビングを始める2つのルートとその違い、どんな人がダイビングに向いているかをご紹介しました。

  • 体験ダイビング:自分にダイビング向いているか、確認してから始められる
  • ライセンス講習:ダイビングの知識と技術を得てから始められる
  • ファンダイビング:ライセンスを持っている人向けのサービス

ダイビングを始めたい!と思ったら、まずは【①体験ダイビング】か【②ライセンス講習】を選んでくださいね。

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taka

大好きなダイビングは17年目に突入。写真撮影も大好きで、今は光の当て方を追求しています。ショップの店員さんとダイビング器材談義をするのも楽しい。 潜った海は、太平洋、日本海、インド洋、紅海、カリブ海。赤道周辺の海をぐるりと制覇するのを目指してます。

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